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Project-Pandora公式ブログ

Project-Pandoraの公式ブログ。引っ越してきました。

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パンドラワールド  歴史と時代考察2

 
公演になぞらえて、パンドラワールドの12時代についてご紹介。
今回は、神魔期前~復興期。(公式サイトより抜粋)

公演情報はコチラ



【神魔期前】

―実態―
 後の世で、神魔期と呼ばれる期よりも以前のことをまとめてこう呼ぶこともある。
 御伽期にみられていた神話性などが減退していく一方、文化水準は比例して高まっていき、国家の様相も複雑になっていく。
 社会様式や政治様式も増え、議会制民主主義の走りや、社会主義の実践などが起き、価値観の違いや富の奪い合いから戦争が絶えなくなる。
 この頃になると神と呼ばれていたものは姿を消し、一般的には概念化している。
 例外として一部の人間が神や世界の意識と交流する場合があるが、信じる者の方が少ない。
 それでも神といった概念は残り、信仰や生活様式としての宗教へと移行していく。

 一部の技術者や能力者が知恵や技術を独占しており、部分的に文化水準は高くなっているものの、一般的ではない。
 特に生活インフラに関しては整備のわりにメカニズムが不明なものが多い。
 また、錬金術の流れを組む工学から製鉄技術が発展し、剣を中心とした武器防具の精度はよくなるも、銃火器関係はほとんど姿をみない。


―後世の歴史学的―
 文化や文明、生活様式などにおいて、不可解なほど急激な発展を遂げている節があり、科学的に考えると自然進化したとは考えられない。
 特に製鉄技術や戦争の頻発数から考えて、銃火器関係が生まれていないのが不自然であり、誰かが意図的に要不要を分けて伝えと考えられる。
 ではだれか? それが神(とよばれるようなもの)である。一部の人間が知識や技術を神から授かったのだ…ろう。
 しかしそれでは理由はつくが、証拠にはならない。あったことは間違いないが、学者的には結論が出せない時代といえる。



【神魔期】

―実態―
 神と繋がりがあることを名言していた『本世教(後のウィアド教)』(の教主『ミーム』)と、史上最強にして最悪の魔女と謳われた魔女『パンドラ』が実在していた時代。
 両陣営は争いつづけ、ついには世界を巻き込んだ戦争へと発展し、遂には【神魔戦争】として歴史に名を刻まれる。
 世界にはさまざまな戦禍が残ったが、一方で恩恵も少なからずあり、後にギフトと呼ばれるほどの発明もある。
 理由は、魔女や教団を中心とした高度な技術や知識が、商人などを通じて世に広まったからだ。
 一方で生活様式はその発展のスピードにはついていかず、旧来の文明にオーバーテクノロジー(おもに連式術を中心とした魔工学の原型)が混じる様子へとなっていく。
 また、争いに必要な武器の精度が増し、大砲や爆弾などの使用が広まっていくが、精密さを要する銃火器はいまだに広まっていない。


―後世の歴史学的―
 出土品や当時開発されたメカニズムなどが語り継がれているため、神魔期前記に比べれば遥かに史実として認められている。
 が、魔女の呪いにより本や文字が消失しているため、文献というものが(一般的には)存在しない。
 そのため、御伽期などと同様、作り話として扱われている時代もある。



【衰退期】

―実態―
 神と教団を破った魔女パンドラは、その力をもって世界から文字と書物を消滅させた。
 そしてその力を際限なく肥大化させ、その子どもたちと共に世界を蹂躙していた。
 それらは表立って行われることもあれば密かに行われることもあり、さながら魔女の実験場のように世界が扱われていた。
 それに抗ったのは、魔女の子供でもあった死神ゼロスと悪魔クラリス。
 二人は協力者たちの手を借りながら魔女を禁断の森へと追い込み世界に平和が戻ったように見えたが、それで終わりではなかった。
 理由はわからぬが、魔女を森に追い込んだ後に悪魔クラリスが再び世界に姿を現した時、世界中の女を消したのだ。
 世界から、文字と書物(文化や文明、伝達手段)と女性が消えた。
 しかも、魔女はまだ森で生きている(クラリスの法廷での証言)からくる恐怖。
 これにより、世界はどんどんと衰退と荒廃していき、争いと貧困が長く続く絶望の時代へと突入する。


―後世の歴史学的―
 世界の人口の半分と文字と書物が消えたことで、この時代に起きたことのほとんどが伝聞である。
 一方で生活に必要な物品などは普通にあるため、実際にあった時代だとは認識されている。
 しかし、後に文字と女性が復活したあと、伝聞を書物にまとめるさいにいくつもの説が流布されたため、史実の統一がなされていない。その後、統一するのは困難であるという理由から、この時代でのいざこざは国家間に持ち込まない取り決めがなされた。
 もちろん、史実を決めようという動きもあったが、それぞれに都合の悪い歴史が多かったので、封殺されたようだ。



【復興期】

―実態―
 『魔女が森で生きている』…その言葉がおとぎ話の『魔女が子供をさらいに来る』と同じ程度の恐怖しか人が感じなくなった頃。
 長い衰退の果てに、人類は緩やかな終焉を迎えようとしていた。
 そんな世界に安寧を取り戻すため、勇者は魔女が住むといわれていた不可侵の森に入り、魔女の子孫たる女性を連れ帰る。
 魔女の子孫である女は、始めこそ中傷に晒されたが、やがてそれも変わっていく。
 彼女がもたらした知識や実力は世界の衰退に歯止めをかけるに十分なものがあり、憎しみが尊敬へと変わっていく。
 本や文字こそ復活しなかったが、限定的に女性を取り戻し、人々は希望と共に生き始める。
 彼女はその希望に勇者と共に応え、世界には十分な平和が…訪れなかった。

 歴史の変わり目ではあった。
 人類が救いの意図を握りしめた時であったが…それは新たな終焉の始まりにすぎなかった。
 森から死神と悪魔の娘が時放たれ、魔女の子孫たる女性達の陣営と争い、
 魔女の子孫とその知恵や知識を奪い合う戦いが始まり、破壊と再生のルーチンは加速していく。


―後世の歴史学的―
 魔女の末裔を中心とした知識階級が比較的しっかりとした伝達を行っているたため、後世文字と本が復活してからは文献として多数まとめられた。
 しかし相変わらずそれぞれの言い分がかみ合わないことが多く、どれが史実かは検証しないようになっている。
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パンドラワールド  歴史と時代考察1

 
公演になぞらえて、パンドラワールドの12時代についてご紹介。
今回は、創世記~御伽期。(公式サイトより抜粋)

公演情報はコチラ



【創世期】

―実態―
 まず、世界は1つのハコだったとされる。
 6人(体?)で1組の神様、リクドゥ
  文章の神様―ブンドゥ、
  絵画の神様―カイドゥ、
  舞武の神様―ブドゥ、
  音波の神様ーオンドゥ、
  創造の神様―ソウドゥ、
  シンジンの神様―ジンドゥ、
 らは、そのハコからあらゆるものを作り出した。
 それは世界や生き物、法則、魂、そういったものすべてを…
 そして6人の神様のうちジンドゥだけが残り、あとはバラバラになって世界の様々なものに吸収され1つとなっていく。
 原始生命、原子生物、意識や知力の低い生き物が多い一方、後世では化け物とされる巨大生物などが群生している。

 (全体として白亜紀や原始時代のような動植物中心の世界観)


―後世の歴史学的―
 世界が構築され始めた時代。
 あらゆる生物、存在、意識体の自我にあたるようなものは薄く、世界が作られていくさまを漫然と受け止めている。
 唯一世界を形づくるための、いうなれば創造主のようなものの意識だけが世界に張り巡らされている。
 そのため、そもそもこの時期があったのかどうかもよくわかっていない。
 神話期の物語と混同されて語られることもあるが、いずれにしろ科学的に検証された事実として認識はされてない。



【神話期】

―実態―
 世界にいわゆる「神」と呼ばれるようなものが普通に見受けられた時代。
 ジンドゥが他の5人のカミを元にして生み出したものが後に『神』と呼ばれるようになる。
 個体意識が低く、概念に近い機能神のようなものから、明確な自己意識を持つ人型まで多種多様の神が生まれた。
 しかし高い能力や自己意識の低さ故か、新しい何かを生み出したり考えたりすることが苦手で、あまり世界の変化はなかった。
 その後、いわゆる人が生まれるとその能力の低さから求めるものが多種多様になり、神に足りなかった欲求が世界に発生。
 人間が想像し、神が具現化するというプロセスを通じて世界に多様性が生まれる。
 一方、人間が力を持ちすぎた故か、時の移り変わりと共に神の役割は薄れていき、その姿は数えられる程度になっていく。

 (雰囲気としては、古代中国や日本神話などのアジア系をベースに西洋・北欧宗教が混じった風で、多神教の様相を呈している。この時代あたりから地域や民族ごとの独自性が強くなっていく。)


―後世の歴史学的―
 後世では、創世記と共に伝承どころか想像の範疇でしかなく、あったかもしれないしなかったかもしれない、証拠もないし…という域を出ない。それでも現実味ある話として残っているのは、神と共に過ごしていた民や司祭の一族などが未だに言い伝えているからである。
 なお、かつては強い影響力を持っていたであろうそれら一族も、今では各地に点在する少数民族や先住民程度の認識のされかた。
 その弱まった影響力のせいもあり、歴史というよりも原始宗教や民族学的に捉えられることのほうが多い。



【妖魔期】

―実態―
 かつて存在していた神はほとんどが姿を消してしまった。
 残った神の多くは天候や時間、流動や流転など、世界を運行するための仕組みに関わる機能神だけ。
 一部残った神もいるが、様々な理由からかつてほどの力を持たないものが多く、神というよりは妖怪や魔物、物の怪の類と扱われることも。
 また、人間と合体したり子をなした神も少なからずいたため、人間としては過ぎた力を持つものも現れだした。
 これら弱くなった神や強くなった人間が、後に魔女だとか勇者だとか神の子だとか救世主だとか呼ばれる者たちの最初の姿である。

 (生活様式も各所で独自に発展していき、王国や都市群などコミュニティが巨大化していく。三国志や大和時代、古代ローマ時代の様相が見え始める)


―後世の歴史学的―
 この時代の出土品はオーパーツやアンティーク、ギフト、アーティファクト、など様々な呼ばれ方をして後世にも残っている。また、一部魔法などの技法や先天的に超常的な力を有した血脈なども生き残っている。
 そのため、これ以前の時代に比べると信じるに足る根拠はあるが、専門家や一部の王族等特権階級が認識している程度にすぎない。



【御伽期】

―実態―
 神々がほとんど消え失せた後の時代。
 文明や文化の水準が上がっていくにつれ、世界全体の神話性や魔法性といったものは局所的になっていく。
 修行や研究で長い年月が必要な割に扱えるのはごく一部で才能に左右されやすい超常的なものが敬遠されたが故。
 また、環境の安定から人口が増え、コミュニティが大きくなり、少ない指導者層で今までどおりの指導方針では不満や不平を抑えきれないのも一因。
 誰でも比較的安易に扱えるものや、平等に恩恵を受けることができるインフラなどが必要に迫られ発展していく。
 しかし、魔法などに精通していた者の中で今まで特権階級扱いされていた層は不満を募らせていく。
 無論すべてがそうではなかったが、個ではなく群で意思統一を図る時代において、それは魔法を使わぬ層にとっての恐怖の対象となった。
 狩りや式典としてではなく、身を守り敵を攻める術としての武術や武具開発もこのころより活発になっていく。


―後世の歴史学的―
 後世では、おそらくあったであろう、証拠も少なからずあるし…と、神話期に比べると考古学的に捉えられている。
 しかし魔法性を使わぬものが多かったため、出土時に形をとどめていないものが妖魔期以前より多く、研究は進んでいない。
 また、魔法使いなどを冷遇することで成長した王国などもあり、それらは歴史を封印するがために隠ぺいや改ざんを行い続けた。
 これらから、一部の専門家以外には昔話よりも童話や民間伝承のような作り話に近い感覚で受け止められている。

PANDORA / WORLD 公演情報

 
Project-Pandora第17期 リーディングシアター

 ―黒く、切なく、美しく、大人の為の黒い童話集(ブラックファンタジー)


[ PANDORA / WORLD ]

 あなたのいる『世界』に比べれば、多少は不思議なことも起きる『とある世界』で起きた出来事…    
 歴史、人生、ドラマをまとめたもの、それが『パンドラ童話集』。
  
 そんな童話集から今回は、全12本のお話を…
 この世界がカミによって創られてから、人の手によって崩れ落ちる直前までのお話をお送りしましょう。

 ―ソシテ、セカイハカタリダス―

※過去の公演と同じ世界観での演目ですが、演目ごとに独立してご覧いただけるようになっております


―演目ー

創世期『リクドゥ神話』
 世界を創った6通の神様。
 全てはここから始まった…終わりに向けて。

御伽期『カムメコタン』
 少女と青年は出会い、悲劇となった。
 悲劇を糧に世界は一つになって、でもしょせんそれだけだった。

衰退期『囚人番号666』
 世界から女性を消し去った悪魔と呼ばれた女性。
 最後の女性となった彼女が裁判で口にした己の罪とは?

復興期『パンドラの劇場』
 世界から本と文字が無くなり、女性まで消え去った。
 世界を救うべく勇者はヒロインと知識を持ち帰り、その程度で世界は救われない。

統合期『世界の果てからさようなら』
 さようなら、さようなら、世界の果てから。
 悪趣をしよう。拍手をしよう。世界の終りのさようなら。




・・・・・


2020年
 7月24日(金)    /18:30
 7月25日(土) 13:30/18:30
 7月26日(日) 13:00/17:00

・開場は開演の30分前
・上演時間110分(予定)


【ご来場の際のお願い】
新型コロナウイルスに関連した対策として、下記へのご理解とご協力をお願いいたします。

―お客様へ―
・ご観劇時はマスクを着用してご覧ください
・熱がある場合、または体調が優れない場合はご来場をお控えください

―スタッフの対応―
・受付などのスタッフはマスクを着用し、必要に応じて手袋等もさせて頂きます
・通常よりも客席数を減らして上演いたします
・会場内の消毒、除菌、換気を定期的に行います
・体調管理を徹底いたします


〇場所
 レンタルスペース+カフェ 兎亭
 東京都練馬区旭丘1-46-12エイケツビルB1

 『新江古田駅』から徒歩15分
 『江古田駅』から徒歩10分


〇料金
予約 3200円
当日 3500円

 ☆特別料金☆
 18歳以下 2000円
 ※18歳以下の場合予約・当日いずれも上記金額
 リピーター 2000円
 ※今公演を2回目以降ご覧の場合

・パンドラポイントカード対象の公演です
 ポイントがたまると景品をプレゼント&割引券になります

・PASSグループポイントカードの対象公演です。詳細は下記からご確認ください
http://pass.atgj.net/pass%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89


◆キャスト
茅野奏(Project-Pandora)
青葉彩花(Project-Pandora)
やわも(Project-Pandora)
横溝大希(Project-Pandora)

稲江鮭(Team F☆POT)
江川耕平
星野まどか
山子奈津子
小林力
川代慶一郎



◆スタッフ
原作 Yunomi
作  しいか
演出 九会宴(Project-Pandora)/島崎敦毅
企画 Project-Pandora
制作 表現集団ATP
   kazu(Project-Pandora)
舞台 七色工房
絵  YU-KA
   ぽん。
音響 トライ・サウンド
楽曲 聖明人(Telunascoape)
   他
協力 PASSグループ/わくらばあずき
印刷 P-BOX


◆予約
↓公演のご予約はコチラ↓
https://mailform.mface.jp/frms/shiika777/5x23ra328api


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-Project-Pandora-

伏線と心理が絡んだ舞台劇【パンドラの劇場】の世界観を元に、舞台・音声・朗読・イラスト・音楽・グッズなど、多ジャンルに渡る作品群を生み出していく企画。
この企画を開いた時、何が世界に飛び出し、そして残るかは、アナタしだい…

―実施済み、実施予定企画一部―
・公演企画
・主題歌、主題曲作成
・イラストレーターによる公演用画像
・WEBラジオ
・交流企画
・オリジナルグッズ作成
・特別サイト、ブログの運営
・オリジナルPV、アニメーション作成
・期間限定イベントカフェ
 など

メール projectpandora_info@yahoo.co.jp
サイト http://pandora.aikotoba.jp
ブログ http://pandora.7narabe.net
ツイッター @Atp_Pandora

        
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